特発性脊柱側弯症を整体+体操で改善しよう

特発性脊柱側弯症の改善を目指す院長

※ 衣類を脱いでの検査はありません ※
脊柱側弯症を改善する体操は「16歳までのお子様」が対象です。
側弯体操をマスターして頂き、状態が改善に向かえば月~2回程度の施術でOK!
特発性脊柱側弯症の改善を目指すためには、強い意志と家族の支えが必要です!

検診で疑われたら即行動


モアレ検査の様子

まずは整形外科で現状確認
詳細が分かれば整体の出番

早期治療が望ましい


脊柱側弯症の改善に挑む院長

骨が成長する時期が勝負!
固まってからでも改善は可

親の努力も必要不可欠


側弯体操をサポートするママ

お手軽にはできない体操!
ご家族のサポートが必要に

現代医療では手術以外に改善しないと定義!病院に行っても【経過観察→進行→手術】
ですが、実際に体操と整体の組み合わせで、側弯症を改善している人達がいるのも事実
治らないと言われたその脊柱側弯症!当院と一緒に改善に向けて努力してみませんか?

側弯(エクササイズ)体操の説明

それぞれの体操には細かい注意点がございますので、直接ご指導させていただきます。
お手軽には絶対にできない厳しい体操なので、必ず家族のサポートが必要になります。

脊柱側弯症とはどんな病気?


背骨(脊柱)を正面から見て左か右にカーブし、椎体にもねじれが生じる

脊柱側弯症の診断を心配する親子 背骨は正面から見ると、真っ直ぐな状態が正常です。この背骨が左か右にカーブしてしまうと側弯症となります。更に椎体(背骨の骨一つ一つ)にねじれが生じることが問題です。横から背骨を見ると頸椎は前に、胸椎は後ろに、そして腰椎は前にカーブしています。側弯症は学校検診の「モアレ検査」で発見されることが多いです。厳密には側弯症の疑いありとのことで、更に病院で検査することになります。側弯症にもいろいろあって、当院で改善を目指すのは特発性脊柱側弯症(原因がわからない側弯症)となります。先天性(生まれつき)のものや、神経異常が原因の脳性麻痺、筋肉の病気である筋ジストロフィー、結合組織の異常であるマルファン症候群、遺伝子異常によるダウン症候群などからなる脊柱側弯症は、治療の対象外となります。ご了承ください。

側弯症と診断される背骨の曲がりは?また小中学生の発症率は?

側弯症はカーブの度合いによって分けられます。カーブを測るのには『コブ角』を使います。
【コブ角10~25度→軽度、25~35度→中度、40度以上→重度、80度以上→高度】
このため、コブ角が10度に達すると脊柱側弯症と診断されます。30度を超すあたりから、背骨の変形が体形の表面の歪みとなって目立ってきます。小中学生を対象にした調査では有所見率(異常が見つかる率)は約4~5%ととなっており、子供50人のうち、2~3人に側弯症の疑いがあります。側弯症の進行リスクについては、今後どれだけ骨が成長するかによるため、骨の成長年数が長く残っているほど進行のリスクは高くなります。また、コブ角が20度以上の場合も、進行する可能性が高いようです。「早期発見・早期治療」コブ角が中度以内で、骨の成長が止まるまでに、治療を始めるのが望ましいです。骨の成長が終わるのは、女子が約16年、男子で約18年です。ただし、骨の成長が終わった後も、どんどん曲がっていくケースも多いようなので、継続的に検査を受ける必要がございます。(コブ角が中度以上の場合)

側弯症は発症年齢によっても分類され、男女差も特徴的です

【乳幼児期側弯症】3歳前に発症し男児に多く、自然に治る場合が多い。(発症率は約4%)
【学童期側弯症】3~10歳で発症し、女子に多く半分以上が進行の恐れ。(発症率は約12%)
【思春期側弯症】思春期に発症し、圧倒的に女子が多いのが特徴です。(発症率は約84%)
【成人期側弯症】ほとんどが、思春期からの特発性側弯症に気付かなかったケースが多い。
脊柱側弯症の約8割は思春期側弯症となります。その思春期側弯症の中で、女性が占める割合が約8割です。更に、男性よりも女性の方が進行する可能性が高い傾向にあるようです。脊柱側弯症は圧倒的に女性に多い難病となります。
カルシウム不足や姿勢が悪い、重たいかばんを持っていたから側弯症を誘発する!?というのは、間違った知識のようです。学童期・思春期など若い時期には痛みがほとんどないため、曲がっていることに気が付かない人も多いです。成人期には痛みが出る場合も多いです。


脊柱側弯症は医者に行っても治らない?


医者が側弯症を治す方法は手術のみ!それ以外に改善の道はないと洗脳?

側弯症は治らないと宣告する医師 専門の医学書には「側弯症に整体は効果がない」と明記されています。そして特発性脊柱側弯症により曲がった背骨が進行すると、何をしても元に戻らないとも書いてあるそうです。昔の話ですが、私の知り合いのママが側弯症の子供を奈良の大きな病院に連れて行った時のことです。とにかく何を言っても「治らないです!」の一点張りで、全く話にならなかったようです。何とか子供を助けてあげたい!何か良い方法はないのか!との気持ちで、いろいろ尋ねたらしいですが、もう二度とあそこには行かないと..かなりご立腹でした。ネットで調べても、このような酷い対応を病院で受けて、絶望された方も多いようですね。側弯症に対して医者ができることは、【放置(経過観察)→進行→手術】のみです。保存療法として装具(ミルウォーキー・アンダーアーム・ボストン)を進められることもありますが、現状維持どころか症状は悪化するでしょう。硬い金属やプラスチックの鎧を入浴のとき以外一日中つけるのは、思春期の子供たちにとっては耐え難い苦痛となるでしょう。装具の使用をめぐり、親子喧嘩に発展するケースも多いようです。どのような病気でも、早期発見・早期治療は大原則!進行するのをただただ待たされて、コブ角が50度を超えたあたりから、手術大好きな脊柱外科が治療を担当します。「手術しか治る道はない」と、医者から宣告されれば、知識のない一般の人達は降参ですね。確かに手術でしか治らない特発性脊柱側弯症もありますが、早期の治療を行っていれば、手術を回避できたかもしれません。

脊柱側弯症の大手術!デメリットの方が多い気がしてなりません..

最も多い思春期側弯症の手術は、骨の成長が完了した時期にするのが理想的だそうです。骨の成長は女子が約16年、男子で約18年で完了するため、高校生くらいでしょうか。しかし、大学生になってからも身長が伸びる場合も多く、骨の成長の余地が残されているまま、背骨を手術することは無謀に感じます。側弯症の手術は体を大きく切開し、背骨に金属棒を連結し、曲がった背骨を矯正します。背骨は神経の束が通る最も重要な部分であり、手術には危険も伴います。神経麻痺や感染症、その他いろいろな合併症が生じる可能性は数%前後とされております。また、術後に残る数十センチの傷は、子供のコンプレックスになることも多いでしょう。そして、一番問題視されているのが、老化とともに劣化や曲がってしまう脊椎と固定された金属との関係は大丈夫なのかということです。これに関しては、専門医ですら納得できる回答を返すことはできないようですね。
乳幼児期側弯症の患者さんの手術は更に過酷!どんどん成長する子供の背骨に合わせて、何度も手術を繰り返すようです。腰椎と肋骨の背中側に「ベプター」と呼ばれる棒状の器具を取り付ける方法ですが、考えただけでもゾッとしますね。若ければ若いほど、体操や整体の効果も発揮するので、最終手段の決断をする前に一度ご相談頂ければ幸いです。小さなお子様の体操はご家族の手助けが必要不可欠です。


側弯症で悩まされる症状は?


体形の変化・腰痛や肩こり、背中の痛み・内臓機能の低下が大きな問題

思春期側弯症の子供たちを一番悩ますのが、体系の変化です。圧倒的に女子が多く、背中の盛り上がりや、肩・ウエストラインの違いは大きなストレスとなり、精神的なコンプレックスになります。軽度なら夏服でも目立ちませんが、中度になってくると服を着ていても、体の歪みが目立ってきます。水着にはなれないし、歪みを知られるのが怖くて引きこもりになるケースも多々あり、心に深い傷を負ってしまう子供たちが多いです。中高年になると、背骨のカーブが原因となる慢性的な腰痛・肩こり・背中の痛み、更には内臓機能の低下が懸念されます。


知っ得!進行が止まった側弯症でも注意が必要


進行が止まった側弯症が、背骨へのダメージで徐々に悪化した事例あり

自転車でこけて腰を強打するお姉さん 一般的に側弯症のカーブの進行は、骨の成長が終わるとゆっくりになります。この時点で、コブ角が10度~25度くらいの場合は、進行しないケースが多いようです。しかし、コブ角が30度~の中度以上の場合は、毎年1度~程度進行するケースも少なくありません。そして、もう一つ怖いのが定期検査で側弯症の進行が止まっていると診断されても、外傷や骨折によるダメージで、再び進行するケースです。私も実際何人かの患者様から、転倒による腰椎の骨折や打撲により、背骨のカーブが前よりもどんどん曲がってきたと相談を受けました。ダメージによるカーブの進行の場合、腰痛や背中の痛みなどが更に悪化する恐れもあります。中高年の場合は治療に負担がかかる場合が多いので、事故による骨折や打撲などは、十分にご注意ください。

側弯体操は側弯症を改善するだけでなく、強くキレイな体作りにも効果的

側弯体操で強くキレイな体になるお姉さん 側弯体操は、実際やってみると慣れるまでかなりきつい体操です。「側弯症は自分で治すんだ!」という、強い決意が必要です。一つ一つのトレーニングの回数などは体力に合わせて調節させていただきますが、中学生くらいまでは、必ず親のサポートが必要になるかと思います。高校生になっても、たまにはチェックが必要です。なかなかきつい体操なのですが、側弯症を改善に導くだけでなく、嬉しい副作用として、体幹が鍛えられ強くキレイな体作りにも役立ちます。側弯症が改善される前に、はっきりと体の変化に気付くほど、その効果が期待できるでしょう。